デザインはあらゆる目的を達成するための優れた手段である。デザインが制作過程を終えたとき、対象のブランドやサービスは本来の価値を身にまとい輝き出す。デザイン制作は、魅力的なポスターや独特なロゴをつくりだすだけでなく、その制作過程において対象のあるべきポジションを明確にし、それまで釈然としなかった構造を整頓する重要な役割を担っている。デザインウルフがデザインに取り組むとき、その過程の中で3つの線が描き出される。
【境界線】
必要なものと不必要なもの。
なりたい未来となりたくない未来。
ライバルとの差別化。
それまで曖昧だったものに
新しい境界線を描く。
【つなぐ線】
対象と利用者をつなぐ線。
新しい展開を期待させる線。
今までつながりのなかった点と点を
スマートにつなぐ線を描く。
【変化する線】
モチベーションと売上。
成熟と拡大。
本質を捉えた
役に立つデザインによって
変化を表す線を描く。