フォーラム&ワークショップ「芸術と社会をつなぐ―平等・多様性・包摂が開く、私たちの未来」~日本とスコットランドの実践から~ 2019.02.06

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アーツコミッション・ヨコハマ(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)は、横浜市、ブリティッシュ・カウンシルと連携し、クリエイティブ活動における平等、多様性、包摂(Equalities, Diversity and Inclusion)について、先進的な取組みを行うクリエイティブ・スコットランドから専門家を招き、フォーラムとその実践に向けたワークショップを開催します。

クリエイティブ・スコットランドは、スコットランドの芸術、映像/映画、クリエイティブ産業の発展を支援する上で中心的な役割を担っている機関です。助成プログラムによる文化芸術団体への財政支援、アーティストや文化芸術関係者の育成、政策提言とそのベースとなる調査や知識の共有、これらを円滑に進めるための他組織への働きかけなど、スコットランドの芸術文化を振興するうえで中核的な役割を担っています。その、クリエイティブ・スコットランドの主要な政策領域のひとつが、平等、多様性、包摂 (Equalities, Diversity and Inclusion)です。スコットランドの文化芸術が多様で、あらゆる人が等しく文化芸術にアーティスト、担い手、観客として参加できる機会を持てるよう、様々な取り組みを行っています。

このプログラムを通じて、私たちは多様な個人を認めあい、芸術家のまなざしと地域をつなげ、文化と共生の循環を生み出す嚆矢とします。

Scottish Dance Theatres Lewis Wilkins in Innocence by Fleur Darkin Photographer Maria Falconer


フォーラム

1)オープニングトーク
「都市の持続性と多様性」
2)キーノート
「クリエイティブ・スコットランド-Equalities, Diversity and Inclusionの実践」
3)日本からのプレゼンテーション
4)パネルディスカッション
「文化創造と幸福の相関~芸術とエンパワメントする社会」

日 時:2019年2月19日(火) 13:30開場 14:00開始 17:00終了
会 場:神奈川県民ホール6階大会議室(横浜市中区山下町3-1)
定 員:150名、参加無料
*事前申込制、申込フォームよりお申込ください。
*お席に余裕がある場合は、当日受付を承ります。
*同時通訳、手話通訳等の情報保障あります。


ワークショップ

①2019年2月20日(水) 13:30開場 14:00開始 17:00終了
「芸術と社会:領域を超えた連携が可能にすること」

②2019年2月21日(木) 13:30開場 14:00開始 17:00終了
「文化行政・文化施設における平等、多様性、包摂」

会 場:象の鼻テラス(横浜市中区海岸通1) 
定 員:各回30名、参加無料
*事前申込制、下記詳細をご一読いただき参加対象をご確認の上、申込フォームよりお申込ください。当日受付はございません。
*2月20日のワークショップ「芸術と社会:領域を超えた連携が可能にすること」は定員に達したため、お申し込みの受付を終了いたしました。
*逐次通訳、手話通訳あります


【次の方にお勧めです】
①文化芸術・クリエイティブ領域の政策立案者、組織経営者、プログラムの実務者
②アーティスト、デザイナー、建築家
③芸術文化の活動を自らの領域に取り入れたい医療、福祉、教育、多文化共生等の実務者
④SDGs(持続可能な開発目標)に取り組まれている、もしくは興味がある行政、企業の方
⑤CSR、メセナ等の企業活動に取り組まれている、もしくは興味のある企業の方
⑥上記に関する評価・調査・研究をされている方

お申込:ウェブ申込フォームよりご登録ください
ご参加に際してアクセス面でのサポートのご要望がありましたら(例:手話通訳、配布資料の拡大コピーなど)、2月17日(日)18:00 までに申込フォームのご要望欄よりご連絡ください。

アクセス:
神奈川県民ホール http://www.kanagawa-kenminhall.com/
【みなとみらい線日本大通り駅出口3より徒歩約8分】
※JR根岸線・市営地下鉄関内駅より徒歩約15分

象の鼻テラス https://zounohana.com/
みなとみらい線「日本大通り駅」出口1より徒歩約3分、出口2より徒歩約5分

主催:アーツコミッション・ヨコハマ(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
   横浜市文化観光局、ブリティッシュ・カウンシル
助成:平成 30年度文化庁文化芸術創造拠点形成事業
協力:象の鼻テラス


【イベント概要】

フォーラムでは基調講演、プレゼンテーション、パネルディスカッションを通じてクリエイティブ活動における平等、多様性、包摂について理解を深めます。ワークショップではその実践に向けてディスカッションを行います。

フォーラム

2019年2月19日(火)13:30開場、14:00開演、17:00終了

●オープニングトーク「都市の持続性と多様性」
恵良隆二公益財団法人横浜市芸術文化振興財団 専務理事)

●キーノート
「クリエイティブ・スコットランド-Equalities, Diversity and Inclusionの実践」

ミリカ・ミロシェビッチクリエイティブ・スコットランド 戦略部門イコーリティ・ダイバーシティ・インクルージョン担当長) 

●プレゼンテーション
山﨑優  (横浜美術館 教育普及グループ長/主席エデュケーター)
大前光市 (舞踏家、振付家、ダンサー)
秦野五花 (横浜能楽堂/プロデューサー)
矢内原充志(ファッションデザイナー/スタジオニブロール代表)
金野千恵 (建築家/t e c o 共同代表)
中村美亜 (九州大学大学院芸術工学研究院 准教授)

●パネルディスカッション
「文化創造と幸福の相関~芸術とエンパワメントする社会」
《登壇者》
ミリカ・ミロシェビッチ(クリエイティブ・スコットランド)
大前光市 (舞踏家、振付家、ダンサー)
金野千恵 (建築家/t e c o 共同代表)
矢内原充志(ファッションデザイナー/スタジオニブロール代表)
杉崎栄介 (アーツコミッション・ヨコハマ チームリーダー)
《モデレーター》
中村美亜 (九州大学大学院芸術工学研究院 准教授)

●クロージングトーク
マット・バーニー(ブリティッシュ・カウンシル 駐日代表 )


ワークショップ

2019年2月20日(水)、21日(木)13:30開場、14:00開演、17:00終了

ファシリテーター:
ミリカ・ミロシェビッチ(クリエイティブ・スコットランド 戦略部門イコーリティ・ダイバーシティ・インクルージョン担当長) 

【ワークショップ1】 
「芸術と社会:領域を超えた連携が可能にすること」
2019年2月20日(水)13:30開場、14:00開演、17:00終了
会場:象の鼻テラス、定員30名、参加無料
*事前申込制、当日受付はございません。
*2月20日のワークショップ「芸術と社会:領域を超えた連携が可能にすること」は定員に達したため、お申し込みの受付を終了いたしました。
*逐次通訳、手話通訳

対象者:アーティスト、デザイナー、行政、芸術団体(公的文化機関、アートNPO、文化施設、芸術家団体等)、医療、福祉関係者、研究者等

内容:日本国内では、人口減少、超高齢社会の進展、グローバル化等、社会状況の変化の中で、文化芸術と社会との関係性が注目されています。スコットランドの事例を交えながら、文化芸術関係者が医療、福祉ほか幅広い分野の人々との連携の可能性について探ります。


【ワークショップ2】
「文化行政・文化施設における平等、多様性、包摂」
2019年2月21日(木)13:30開場、14:00開演、17:00終了
会場:象の鼻テラス、定員30名、参加無料
*事前申込制、申込フォームよりお申込ください。当日受付はございません。
*逐次通訳、手話通訳

対象者:行政、芸術団体(公的文化機関、アートNPO、文化施設、芸術家団体等)

内容:芸術団体のミッションや計画策定において、平等、多様性、包摂をどのように位置づけて、そして実践に結びつけるのか。クリエイティブ・スコットランドが作成した、平等、多様性、包摂に関するガイドブックも使用しながら、文化芸術活動において多様性を担保することがなぜ大事なのかを考えます。


登壇者プロフィール

ミリカ・ミロシェビッチ
(Milica Milosevic /クリエイティブ・スコットランド 戦略部門イコーリティ・ダイバーシティ・インクルージョン担当長)
芸術分野で20 年以上の経験を持つ。アーツカウンシル・イングランドにてダイバーシティと音楽プログラムにおけるシニアリレーションシップマネージャーとして、イングランドの芸術分野におけるイコーリティ・ダイバーシティ・インクルージョンに関する戦略、政策を担当。あわせて多様な芸術団体の支援を行うとともに、難民、高齢者、ホームレスなど多様な人々を対象にしたプログラムや、少年司法制度や健康福祉分野との連携事業などを担当した。アーツカウンシル・イングランド在籍時は、シニア戦略オフィサー、ダイバーシティ(ナショナル)、ロンドンオフィスのダイバーシティチーム長、ロンドン・リージョナル・アーツボード部門長を歴任。


大前光市
(舞踏家、振付家、ダンサー)
交通事故で左足を失ったダンサー。関西大学人間健康学部 客員教授、しながわ2020スポーツ大使、岐阜県より芸術文化奨励賞を授与。米国アーティストビザ(O-1)を所得。
左足を失ってから国内外のコンクールにて多数の一位を受賞する。2016年 リオデジャネイロの大舞台にて片足4回連続バク転をし世界中を驚かせる。2017年 紅白歌合戦にて平井堅と共演、その後のNHKスペシャルで特集され大反響を呼ぶ。2018年 MGMに招待され米国ラスベガスにてJABBA WOCKEEZと共演し大成功を収める。国内外の舞台だけでなく、テレビ、ラジオ、GQなどのファッション雑誌やメディアへの出演も多い。


金野千恵
(建築家/t e c o共同代表)
神奈川県生まれ。2005年東京工業大学工学部建築学科卒業、同大学院在学中2005-06年スイス連邦工科大学に奨学生として留学。2011年東京工業大学大学院博士課程修了、博士(工学) 取得。同年、KONNOを設立ののち、2015年 t e c oを共同設立。2011(-12)年 神戸芸術工科大学助手、2013(-16)年 日本工業大学助教、現在、東京大学、東京藝術大学他にて非常勤講師。住宅や福祉施設の設計、まちづくり、アートインスタレーションを手がけるなかで、仕組みや制度を横断する空間づくりを試みる。主な作品に、住宅 『向陽ロッジアハウス』(平成24年東京建築士会住宅建築賞金賞、2014年日本建築学会作品選奨 新人賞ほか)、高齢者幼児複合施設『幼・老・食の堂』(SDレビュー2016 鹿島賞)、ヴェネチア ビエンナーレ建築展2016 日本館 会場デザイン(特別表彰 受賞)など。


中村美亜
九州大学大学院芸術工学研究院准教授
専門は芸術社会学。芸術活動が人や社会に及ぼすプロセスや仕組みに関する研究、また、その知見を生かした文化政策に関する提案を行っている。東京藝術大学卒業後、アメリカのミシガン大学、ワシントン大学セントルイス等で音楽学や文化研究などを学ぶ。学術博士(東京藝術大学)。編著に『ソーシャルアートラボ—地域と社会をひらく』(水曜社、2018年)、著書に『音楽をひらく―アート・ケア・文化のトリロジー』(水声社、2013年)など。『クィア・セクソロジー—性の思いこみを解きほぐす』(インパクト出版会、2008年)をはじめジェンダーやセクシュリティに関する著作も多い。東京藝術大学助教などを経て、2014年4月より現職。九州大学ソーシャルアートラボ副ラボ長、共創学会理事、アートミーツケア学会理事。


矢内原充志
(ファッションデザイナー/スタジオニブロール代表)
愛媛県今治市出身。桑沢デザイン研究所卒業。1997年~2011年国際的に活躍するパフォーミングアート・グループ「ニブロール」のアートディレクター・衣装担当として活動。平行して、2002年~2009年「Nibroll about Street」名義で東京コレクションを発表。東日本大震災を受けてこれまでの表現活動を見直し、2011年からリアルクローズのメンズブランド「MITSUSHI YANAIHARA」を始動。2012tokyo新人デザイナーファッション大賞プロ部門選出。また衣装家として海外を中心に活動しながら、国内では様々なプロジェクトのアートディレクションを手がけている。有限会社スタジオニブロールCEO。桑沢デザイン研究所非常勤講師。


恵良隆二
(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団 専務理事)
横浜市出身。東京大学農学部(緑地学)卒業後、1974(昭和49)年三菱地所株式会社入社。横浜みなとみらい21事業、横浜ランドマークタワー計画、旧横浜船渠第2号ドック(ドックヤードガーデン)保全活用計画、クイーンズスクエア横浜計画ほか、丸ビル建替え計画、日本工業倶楽部会館保全活用計画等の丸の内再構築計画、街ブランド方策の企画・実施、並びに三菱一号館美術館の開設に従事。2006(平成18)年より横浜市の創造界隈形成推進委員会委員も務める。2016(平成28)年3月退職。同年4月、公益財団法人横浜市芸術文化振興財団常務理事、2018(平成30)年6月より代表理事・専務理事。