工藤春香 展覧会「ここを北極星とする」
工藤春香(2024年度アーティスト・フェロー)展覧会
「工藤春香+カプカプ川和『ここを北極星とする』」
2024年度アーティスト・フェロー 工藤春香の展覧会「工藤春香+カプカプ川和『ここを北極星とする』」をカプカプ川和、フォルテ横浜川和 無印良品内コミュニティスペースの2会場で開催します。
今、自分がいる場所がどんな場所かを知るためには、地上よりも遥か遠くの場所から眺める必要があります。人類は昔から天の北極に一番近い輝星を北極星と名付け、北極星を観測することで自分のいる位置を測ってきました。
社会は個々の人間の集合によってできていますが、時代の空気によって個人の価値観も変わっていきます。自分の価値観は本当に自分が決めたものなのか、今、自分のいる場所はどのような場所なのか。自分のいる場所からは見えないことがあります。
私は生活介護事業所であるカプカプ川和を知り、そこで行われているメンバーの様々な活動を知るにつれ「人が人と同じ場所にいる為に必要なこと」をメンバーとスタッフ一人一人が行っていることを知りました。この場所に必要なそれぞれの役割をしながらも、役割を超えて人と人が「見合い、表し、知り続ける」ことをしていました。
私は、このような場所が社会の中の北極星になるといいと思い、ここを今回北極星とすることにしました。そしてその場所から自分の今いる場所の位置を測りたいと思います。
この展示は、工藤春香が見た、カプカプ川和のメンバーとその活動を作品に、そしてメンバーが表す彼ら彼女らが見ている世界を作品にしたものをお互いに見合いながら展示をします。絵画や写真、映像、テキストなどによる作品の展示に加え、本展にあわせて制作した冊子も販売予定です。また、近隣のショッピングモール「フォルテ横浜川和」内、無印良品のコミュニティスペースでも会期中に作品を展示します。
ぜひ、カプカプ川和へ足を運んでいただき、一緒に「見合って」いただけたら幸いです。
───工藤春香
第一会場
- 会場
- カプカプ川和(横浜市都筑区川和町3000 さかなや2 1階) ※横浜市営地下鉄グリーンライン「川和町駅」から徒歩2分
- 会期
- 2026年1月13日(火)~1月30日(金)
- 時間
- 11:00~17:00(喫茶店の注文時間は11:00~15:00)
- 休場日
- 1月16日(金)、18日(日)、25日(日)、26日(月)
- 観覧料
- 無料(カプカプ川和は喫茶店です。来場の際は1オーダーをお願いします)
第二会場
- 会場
- フォルテ横浜川和 無印良品内コミュニティスペース(横浜市都筑区川和町3030) ※横浜市営地下鉄グリーンライン「川和町駅」から徒歩3分
- 会期
- 2026年1月13日(火)~1月30日(金)
- 時間
- 10:00〜20:00
- 観覧料
- 無料
主催:工藤春香/アーツコミッション・ヨコハマ(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
協力:NPO法人カプカプ カプカプ川和
令和7年度 文化庁 文化芸術創造拠点形成事業
工藤春香
アーティスト。東京都生まれ。 社会的な課題のリサーチを基に、社会の周縁におかれる立場の人々への想像から、テキストやオブジェ、映像を組み合わせたインスタレーションを制作している。コレクティブ「ひととひと」メンバー。 主な展示に、障害者政策と当事者運動の100年の歴史を取り扱った「MOTアニュアル2022私の正しさは誰かの悲しみあるいは憎しみ」(東京都現代美術館、2022年)、「ひととひと」企画展「女が5人集まれば皿が割れる」(北千住Buoy、2021年)2024年度ACYアーティスト・フェロー。