アートと都市と公共空間フォーラムvol.1
「都市再生の鍵は、文化芸術と公共空間の関係性にあり!?」
WEBサイト「アートと都市と公共空間」をつくったメンバーによるフォーラムを開催します。同サイトは、“アートの力で社会を開く。挑戦する実務者のためのメディア”として、都市の公共空間において芸術を含む環境づくりを実践したいとき、実務者に頼られる存在を目指しています。
https://arts-city-commons.jp/
β版作成からまもなく約1年が経過しようとする現在、あらためてのキックオフとして、イベントを開催します。登壇するメンバーは、日頃から公共空間や文化芸術の企画や運営について、実際のマネジメント、コンサルティング、研究などを行うものです。このサイトが立ち上がってから定期的にオンラインで議論してきました。
今回のフォーラムでは、登壇者のこれまでの経験や調査研究からそれぞれの「アートと都市と公共空間」を語り合います。これらに、なぜ取り組むのか。何が起き、どのような可能性が生まれているのか。ご来場の皆様と共有し、今よりもっと芸術と公共空間の重なり合う領域を広げたり、深めたりする人が増えることを狙います。
【下記、ご関心のある方におすすめです。】
・公共空間の企画運営、研究などに関わる方。
・文化芸術やデザインの取組を介した地域の協働、共創の推進に興味のある方。
・文化芸術をもっと身近に、もっと気軽にする機会を作りたいと思っている方。
・ルールメイキング、表現の自由、自治、公共性などのキーワードに関心のある方。
【概要】
日時 2024年3月25日(月)
13:30~16:15(受付15分前開始、途中休憩あり、トーク終了後交流会あり)
会場 PILE(相鉄線 天王町駅徒歩1分)
https://pile.yokohama/
料金 一般 2,000円 / 学生1,000円
お申し込み:https://arts-city-commons1.peatix.com/
*お申し込み前に本ページの最後にあります。注意事項を必ずご確認ください。
定員 30名
主催 アートと都市と公共空間研究会
アーツコミッション・ヨコハマ(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
協力 Pile、株式会社相鉄アーバンクリエイツ
【内容】
13:30~14:15 プレゼンテーション・ツアープログラム(星天qlay、PILE)
小杉山祐昌(株式会社相鉄アーバンクリエイツ アセットマネジメント部 )
津田賀央(PILE代表)
14:30~16:15 研究会参加者によるプレゼンテーションと座談会
・「芸術と公共空間の関係に都市文化再生のヒントをみつける」
杉崎栄介(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団 経営企画・ACYグループ チームリーダー)
・「分断から寛容へ、なぜ公共空間で芸術に取り組むのか?」(仮)
飯石藍(公共R不動産メディア事業部マネージャー/株式会社nest取締役)
・「民間企業との協働で文化芸術を社会にひらく、保護から共創へ」(仮)
松田東子(公共R不動産/株式会社スピーク)
・「文化芸術の裾野を広げる、空間と時間の活用方法」(仮)
山下裕子(ひと・ネットワーククリエイター/広場ニスト)
・「サードプレイス論からみる都市デザインと公共空間の変遷、八戸市の事例から」(仮)
岡田潤(東京大学 大学院新領域創成科学研究科 社会文化環境学専攻 博士課程)
*終了後(16:15~16:45頃)に交流会を予定しています。
お時間のある方は是非ご参加ください。
【登壇者プロフィール】
飯石 藍(いいし あい)
-公共R不動産メディア事業部マネージャー/株式会社nest取締役
公共空間にまつわる実践型メディア「公共R不動産」にて、公共空間活用のリサーチ&情報発信、発注のプロセスデザイン、「公共空間逆プロポーザル」など、公共空間のクリエイティブな活用に向けた様々な事業を企画推進。
また、豊島区の南池袋公園・グリーン大通りを中心とした社会実装プログラム「IKEBUKURO LIVING LOOP」にて、社会実験をハード整備や都市政策につなげ、公共性・寛容性あふれるパブリックスペースを生み出すべく地元企業と協業して推進中。
共著書に『公共R不動産のプロジェクトスタディ 公民連携のしくみとデザイン 』(学芸出版社)。豊田市駅東口まちなか広場選定委員/評価委員(2018年〜)、茨城県:偕楽園魅力向上アクションプラン検討委員(2019年)、山陽小野田市:LABVプロジェクト事業パートナー選定委員 (2021年)・グッドデザイン賞審査委員(2021年〜) など
松田 東子(まつだ はるこ)
-公共R不動産/株式会社スピーク
一橋大学社会学部卒業後、大成建設にてPFI関連業務に従事。2014年より公共R不動産の立ち上げに参画。スピークでは「トライアルステイ」による移住促進プロジェクトに携わる。2017年から2020年までロンドン在住。2021年University College London MSc Urban Studies 修了。共著に『公共R不動産のプロジェクトスタディ』(学芸出版社)、『都市を学ぶ人のためのキーワード事典 これからを見通すテーマ24』(学芸出版社)
山下 裕子(やました ゆうこ)
-ひと・ネットワーククリエイター/広場ニスト
2007年より富山市まちなか賑わい広場(愛称:グランドプラザ)の運営担当を経て、「広場ニスト」として日本各地の「まちなか広場づくり」に地域の伴走者的な立ち位置で活動を続ける。2009年(財)地域活性化センター第21期全国地域リーダー養成塾修了。2011年よりNPO法人GPネットワーク理事。2013年より全国まちなか広場研究会理事。2014年より、まちなか広場研究所の屋号で個人事業開始。著書に『にぎわいの場 富山グランドプラザ-稼働率100%の公共空間のつくり方』(学芸出版社)、『生きた景観マネジメント』(共著・鹿島出版会)、『コンパクトシティのアーバニズム』(共著・東京大学出版会)
岡田 潤(おかだ じゅん)
東京大学大学院新領域創成科学研究科社会文化環境学専攻
東京大学大学院新領域創成科学研究科社会文化環境学専攻出口敦研究室博士課程3年、修士(環境学)。日本学術振興会特別研究員(DC2)。2019年東京大学工学部都市工学科卒業。2024年東京大学大学院新領域創成科学研究科社会文化環境学専攻博士課程修了予定。専門は都市デザイン・都市計画。博士論文のタイトルは「都市生活における余暇の時空間に関する研究 -都市計画への示唆-」。著書に『余韻都市』(共著、鹿島出版会)。横浜市の小学校出身。
杉崎 栄介(すぎざき えいすけ)
公益財団法人横浜市芸術文化振興財団 経営企画・ACYグループ チームリーダー
1999年から同財団で働く。地域の文化施設、フェスティバル等を担当、横浜市役所開港150周年・創造都市事業本部への派遣を経て、2007年にアーツコミッション・ヨコハマを立ち上げ、現在まで担当。協働・共創、まちづくりに関心を持ちながら、文化芸術振興の仕事をしている。
遊休不動産の文化芸術利用計画の策定、各種助成制度の設計運用、イベント制作やアーティスト支援の経験を活かして、WEBサイト「アートと都市と公共空間」の企画制作を行う。
【会場・エリア紹介】
PILE 公式ホームページ https://pile.yokohama/
PILEは、「新たな創造のための、自由な協働空間」をコンセプトに生まれた、クリエイター向けのコワーキングスペース。デザイナー、アーティスト、ホビークリエイターなど、様々な職種や背景を持つ方々が空間を共有しながら、自由に制作仕事や創造的な活動を行うことができる。”「変化を楽しむ人」がつながる 生き方を、遊ぶまち”を掲げる相鉄線の星川駅-天王町駅間の高架下事業「星天qlay」のDゾーンに位置する。
星天qlay 公式ホームページ https://www.hoshiten-qlay.com/
星天qlayは、相鉄線・星川駅~天王町駅間の全長1.4kmの高架下に位置する施設。5ゾーンに分かれ、ショップ・レストラン・住居・コワーキングなど多彩な空間を展開している。
■注意事項:ご予約の前に以下を必ずご確認ください。
・都合により講演内容、登壇者の一部を変更する場合があります。ご了承ください。
・許可のない撮影・録音・録画は禁止です。
・酒類・ペット・危険物の持ち込みはできません。
・会場に駐車場はございませんので、公共交通機関などをご利用ください。
・車椅子でのご来場の方は、チケット申し込みの備考欄にその旨ご記載ください。
・会場内で係員の指示及び注意事項に従っていただけない場合、入場をお断りする場合があります。
・会場内で係員の指示及び注意事項に従わずに生じた事故については、主催者、施設管理者は一切責任を負いません。
・電子チケットは、指定講演に限り有効です。
・不可抗力(天災地変、戦争、内乱、ゼネスト、法律命令、行政措置、感染症、その他)によりチケットに表記された日にちの講演を中止する以外、チケット購入後の払い戻しはできません。不可抗力による講演中止の場合の払い戻しは、所定の期間内に限り、主催者が定める方法で行います。講演の中止や延期の場合、旅費などの補償はできません。