まちのクロスハッチング・プロジェクト

まちのクロスハッチング・プロジェクト

アーツコミッション・ヨコハマ(ACY)は「アートと地域をつなぐプログラム:クリエイティブ編」の一環として、地域拠点とクリエイター等の協働による地域活性化を支援しています。

認定特定非営利活動法人こまちぷらすと、有限会社スタジオニブロールが協働し、戸塚のまちなかに人と人がゆるやかに関わるきっかけを生み出す「まちのクロスハッチング・プロジェクト」を進めています。

今年度は、地域の人々が自ら「つくる側」になれるよう、「まちの風景を変えるDIYレシピ(カタログ集)」を制作します。DIYとは「Do It Yourself」の略で、自分でつくることを意味します。DIYレシピには、ベンチやバッグ、クッション、お手玉など、「私もつくりたい」と思える、具体的で統一感のあるプロダクトを掲載する予定です。(参照:「主な取り組み」4)

プロジェクトの第一歩として、戸塚の子どもたち約50人とともに、「まちの模様」をつくります。その模様をプリントした布やステッカーなどを制作し、それらを活用した多様なプロダクトを考案します。(参照:「主な取り組み」1、2)  

2026年11月には、こまちぷらすが主催するイベント「こどもまち冒険」内で、プロダクトのお披露目に加え、地域の人々が実際に手を動かしてつくるDIYワークショップを開催します。完成したプロダクトは、まずは戸塚旭町通商店会からこよりどうカフェ(戸塚区矢部町)までのエリアを中心に設置し、日常の中で人と人が関わるきっかけを生み出していきます。(参照:「主な取り組み」3)

単発のイベントではなく、店舗や通り、地域の拠点など日常の風景の中に小さな仕掛けを加えていくことが本プロジェクトの特徴です。こまちぷらすが大切にしてきた「ななめな関係」—家族、学校、職場といった固定的な関係だけではない、地域の中のゆるやかなつながり—を起点に、孤立しにくく、誰もが少しずつ関われるまちのあり方を探っていきます。

2027年度は、今年度末に発行予定のDIYレシピをもとに、まちなかに展開するプロダクトの数を増やしていきます。さらに、それらのプロダクトを活用し、地域の多様な世代が自然に会話や関わりを生み出せるイベントを実施予定です。

プロジェクト名の「クロスハッチング」は、デッサンで斜めの線を重ね、陰影や立体感を描き出す表現技法に由来します。人と人との小さな関わりや「ななめな関係」が重なり合うことで、まちに豊かな奥行きが生まれていく姿を重ねています。

今年度の主な取り組み

(1) 「まちの模様」づくりワークショップ

日時:8月6日(木)11:00~16:00
会場:東急プラザ戸塚1階 下りエスカレーター付近
参加者イメージ:戸塚在住の子ども50名程度

(2) 「まちの模様」をもとにした素材・プロダクトの制作

制作者:スタジオニブロール

(3) プロダクトのお披露目・DIYワークショップ

日時:11月21日(土)13:00~15:00(「こどもまち冒険」時間内)
会場:こまちカフェ、こまちカフェ周辺
参加者イメージ:戸塚住民 他

(4) DIYレシピの制作・配布

発行予定日:2027年2月頃
発行者:こまちぷらす
制作者:スタジオニブロール

「まちの模様」のイメージ:ひとりひとりが同じ色鉛筆でななめな線を描きます
プロダクトの展開イメージ:「まちの模様」を活用した統一感のあるプロダクトを考案します。

プロフィール

有限会社スタジオニブロール

横浜を拠点に活動する企画デザイン会社。人・地域・企業をつなぎ、ブランド開発や商品・空間デザインを行っています。企画からデザイン・制作まで一貫して伴走し、新しい価値づくりをサポートしています。

https://www.nibroll.jp

主催者について

認定特定非営利活動法人こまちぷらす

子育てをまちでプラスにを合言葉に、2012年から横浜市戸塚区にカフェ型の居場所を拠点に活動を展開。対話と市民の参加を中心にしながら、子育てをしやすいまちづくりに取り組む。まちで出産祝いをつくるプロジェクト等を展開。

https://comachiplus.org/


主催:認定特定非営利活動法人こまちぷらす、アーツコミッション・ヨコハマ(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
共催:横浜市にぎわいスポーツ文化局
令和8年度 文化庁 文化芸術拠点形成事業

※各プログラムの詳細は、今後順次更新してまいります。
※都合により内容の一部を変更する場合があります。ご了承ください。