2025年度 イベント

私道かぴ 公演「団地のこえ」

私道かぴ(2023年度アーティスト・フェロー)公演
「団地のこえ」

2023年度アーティスト・フェロー 私道かぴが脚本・演出を担う「団地のこえ」を左近山アトリエ131110にて開催します。


2025年1月に左近山アトリエ131110で上演された演劇『団地のこえ』。劇作家の私道かぴが左近山団地に滞在し、住民の方々に伺ったお話から創作した、左近山団地がテーマの演劇です。
上演後、観客の皆さまから「まさに自分たちの話だった」「団地に住むたくさんの人に見てほしい作品」などご好評を頂きました。多くの皆さまから再演のご要望をいただき、この度、二度目の上演が決定いたしました。1日限りの特別上演です。ぜひご来場をお待ちしています。

───私道かぴ

◆あらすじ
約60年前のある日、「左近山」という名前のついた丘にある団地に、一組の夫婦が越して来た。同じ部屋の中で、寝ては起き、笑っては喧嘩をし、仕事に出かけ、家事をし、子どもが増え、犬もやってきて、かと思えば子は去って、再び二人の生活が始まる。
その営みは、思えば団地 全体でもまったく同じだった。
ある人はいなくなり、新しい家族がやってきて、徐々に景色が変化していく。人間関係はすっかり変わってしまったけれど、散歩道の木々や、鮮やかな夕日、商店街を吹き抜ける風は変わらない。
これは、ここ左近山のいたるところで何度も繰り返されて来た、当たり前でかけがえのない生き物の暮らしの物語。


脚本・演出:私道かぴ
出演:雛野あき(安住の地)、 御厨亮
音楽:小栗舞花
衣装:横山キミ(NEWSEE)
写真撮影:加藤優里
制作:石塚晴日(ぺぺぺの会)

■開催日
2025年12月7日(日) 13:00~/15:00~★
※開演30分前に受付開始。開演前にドリンクの提供を希望される方は、早めのご来場にご協力をお願いいたします。
※上演時間は約45分
★=公演終了後にアフタートーク(座談会)を行います。
ざっくばらんに感想を語り合う会です。13:00の回をご観劇の方もご参加いただけますので、ぜひお待ちしています。
■会場
左近山アトリエ131110(横浜市旭区左近山16-1 左近山団地1-31-110)
■料金
2,000円(全席自由・税込・1ドリンク付)
■予約
https://forms.gle/Yda6fGFHuTd56qY57

主催:私道かぴ/アーツコミッション・ヨコハマ(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
共催:左近山アトリエ131110
協力:株式会社スタジオ・ゲンクマガイ(STGK Inc.)、左近山団地の皆さま

令和7年度 文化庁 文化芸術創造拠点形成事業


私道かぴ
脚本家、演出家。京都を拠点に活動する団体「安住の地」所属。近年は、身体感覚やお祭り、養蚕をテーマにした作品など、日本各地で出会った方に聞かせてもらった話を基に演劇や美術作品をつくっている。第29回OMS戯曲賞佳作。第16回せんがわ演劇コンクールオーディエンス賞受賞。国際芸術祭あいちプレイベント「アーツチャレンジ2022」入選。「茨城水郡線 奥久慈アートフィールド2022」選出。2023年度ACYアーティスト・フェロー

 

 

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