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横浜を拠点に活動する手話マップ(代表・木下氏)は、 2019 年から文化施設における情報保障の取り組みを SNS で発信し、ろう者や難聴者など耳の聞こえにくい方々に美術の面白さを伝えるための環境づくりを進めてきた。今回は、横浜市民ギャラリーで開催される展覧会を対象に、オンデマンド配信による展覧会の情報提供と、対話型鑑賞プログラムの2つを柱にした「シュワー・シュワー・アワーズ」を実施予定。このプロジェクトは、当事者によって企画され、ろう者・難聴者が周囲の人々とともに対話できることを目的にし ている。この取り組みが、日本各地の文化施設に広がることを目指す。