採択事業名
「災害の備えを学ぶ気持ちにハードルをつくらない減災教育プロジェクト~災害を自分ごととするためのmy 減災マップ×インクルーシヴデザイン の視点~ 」
実施期間
2017年6月7日 〜2018年2月28日
会場
my 減災マップワークショップ 横浜市緑区
協力・後援等
横浜市緑区総務課危機管理担当、川崎市高津区危機管理担当、(株)ゼンリン、
(一社)減災ラボ
内容
社会的課題 として、 自然災害による被害を減らす(減災)の は、個々人が、自分の住む地域の災害時の特性を 知り、それに応じた予防活動や非常時の行動をとることが大切だが、 その意識はまだまだ低く、また行政等で配布する情報はあまり認知が高くないという実態があります。そこで、この団体は、 災害の被害を減らすためには、まずは自分の身近な地域の災害リスクを知ることが最初の第一歩であると考え、オリジナルの減災教育プログラム「 my 減災マップ ® 」を企画・開発しています。
しかし、このマップ制作は、市販物の組み合わせで実施していることから、色覚障がい者には配慮されていないことが課題であり、今回新たにユニバーサルなデザインで自社開発することに挑戦しています。当事者、有識者(色覚、防災、教育 、福 祉)、デザイナーらと現状のツールの課題、改善策を共有し取り組みを 進め、 結果として、 オリジナルシールが制作され ました。このプロセスにおいて、申請者は、様々な課題の発見と解決を行っており、関係者の間で 、自助防災に関する社会包摂の意識が高まっています。