2023年度のアーティスト・フェロー、ユニ・ホン・シャープさんが、YPAM ディレクションでレクチャーパフォーマンス3部作の1作目と2作目を上演します。
ENCORE – mer
在日コリアン3世として東京に生まれ育ち、後にフランス国籍を取得したアーティストによるレクチャーパフォーマンス3部作の1作目(2022年初演)。朝鮮のダンサー崔承喜(1911~1969)に関するパンデミック中のリサーチについてのプレゼンテーションが、自身の言語的、民族的、文化的、政治的アイデンティティについてのパフォーマティブな問いを呼び起こしてゆく。
日程:2024年12月4日(水)20:00、12月5日(木)20:00
会場:BankART KAIKO
ENCORE – violet(世界初演)
今回が世界初演となるレクチャーパフォーマンス3部作の2作目は、暴力についての作品。東京で1958年に日本人女子高生を強姦し殺害したとされ(小松川事件)、1962年に絞首刑に処された在日コリアン2世の少年との架空の対話を通して、1923年に神奈川、東京、隣接地域で起こった朝鮮人大量虐殺を語る試み。最終回後に3作目の構想を共有予定。
日程:2024年12月6日(金)20:00、12月7日(土)15:30
会場:BankART KAIKO