本プログラムは、Day1・Day3をビデオ会議ツール「Zoom」を使用したオンライン開催とし、Day2は現地会場での集合型プログラムを開催します。
進化思考-生物の進化から、事業と人の進化を学ぶ
地球の未来を培う発想を養い、進化を生み出すイノベーターのための学校
企業において、地球環境へのイノベーションを起こしている実践者が学び合う、はじめての「進化からイノベーションを学ぶ学校」、開校。
環境問題を、本当に実感していますか?
地球環境が危機的な状況だから、技術にイノベーションが起きなければいけない。
SDGsが叫ばれているし、うちの会社ももちろん積極的に取り組もう。そうした企業がとても増えています。でも環境問題を語るときに、私たちはその本質を本当に理解しているのでしょうか。
まるで対岸の火事のようにデータだけを見ても、今本当に世界で起こっている事は理解できません。
こうしたギャップを埋めるべく、真に環境問題を理解して事業の発想を考え、生態系のための事業構想を学び、未来に必要な事業を進化させる「進化の学校」開校します。
環境共生社会のためのイノベーターたちの学びの場とコミュニティ
「進化の学校」は、環境に共生するイノベーションを生むために動物園を舞台に事業の進化を自然から学ぶ、世界でも唯一のイノベーション研修です。また、環境共生社会に向けたイノベーターたちのコミュニティづくりでもあります。皆さんが取り組む事業のアイデアを磨いたり、新しい発想を自然から学ぶ機会としてぜひ奮ってご参加ください。
【進化思考】
生物進化の仕組みから創造性を学ぶための革新的な教育手法として、世界的に活躍するデザイナーである太刀川英輔氏が提唱する思考法です。現在のデザイン思考ではイノベーションが起こらないと言われて久しいですが、こうした様々な発想手法が持っていた限界を超えて、生物学的に本質的に創造と言う現象を解き明かす手法として注目されています。現在、パナソニックやホンダ、あるいは太刀川氏が教鞭を取る慶應義塾大学SDMなど様々な機関で採用されています。専門家の中には「現在世界最高のイノベーション手法」として進化思考を挙げる声もあります。
【よこはま動物園ズーラシア】
生息環境展示や世界の気候帯・地域別にゾーニングすることにより“世界旅行ができる”国内最大級の動物園として、1999年4月横浜市旭区に開園。約45.3 haの敷地面積を要し、年間約100万人が来園。
<進化の学校/開催概要>
【本プログラムの特徴】
・企業や現場で地球環境へのイノベーションを作る実践者たちと交流し、学び合う
・動物園の現場に赴き、専門家の知見と共に事業の生態系への影響を体感する
・生物の進化を通じて学ぶイノベーション手法「進化思考」で事業を発想する
【こんな方におすすめです】
・生物多様性や環境に対応した事業づくりに関わっている方
・自社のブランディングや新規事業・イノベーション創出に関わっている方
・固定概念にとらわれず外部の視点を取り入れながらアイデアを考えたい、発想力を磨きたい実践者
【プログラム・スケジュール】
※全てのプログラムには講師による講義のほか、ワークショップ(演習)が含まれ、個人ワーク・グループワークを予定しています。
[Day1] 11/26(木)15時-18時@オンライン開催
進化思考ワークショップ「事業と生態系の関係を考える」
講師:太刀川英輔氏
[Day2] 12/9(水)10時-16時@動物園 ※荒天の場合12/10
ズーラシアワークショップ+進化思考「動物の生態を観察しながら、実際に想像を膨らませる」
講師:村田浩一氏、太刀川英輔氏
※昼食、よこはま動物園ズーラシア・金沢動物園共通年間パスポートをご用意いたします。
[Day3] 12/16(水)15時-18時@オンライン開催
進化思考ワークショップ「様々な事業コンセプトの変異から、生態系に適応する進化を考える」
講師:太刀川英輔氏
【校長】太刀川英輔氏(NOSIGNER代表/デザインストラテジスト/慶應義塾大学特別招聘准教授)
デザインで美しい未来をつくること(デザインの社会実装)発想の仕組みを解明し変革者を増やすこと(デザインの知の構造化)この2つの目標を実現するために社会的視点でのデザイン活動を続け、SDGsに代表される社会課題における共創から多くのプロジェクトを実現。グッドデザイン賞金賞、アジアデザイン賞大賞(香港)など100以上の国際賞を受賞し、また審査員を務める。発明の仕組みを生物の進化から学ぶ「進化思考」を提唱し、変革者を育成する活動を続けている。主な仕事に、OLIVE・東京防災(東京都)・YOXO(横浜市)・横浜DeNAベイスターズなど。
【園長】村田浩一氏(よこはま動物園ズーラシア園長/日本大学生物資源科学部動物資源科学科教授/獣医師)
兵庫県神戸市生まれ。専門は野生動物医学、野生動物学、動物園学。宮崎大学農学部獣医学科を卒業後、78年から2001年まで神戸市立王子動物園で獣医師として働く。2001年、日本大学生物資源科学部助教授に就任し、2004年、教授に。2011年からはよこはま動物園ズーラシア園長および横浜市繁殖センター担当部長(現 参事)を兼務している。『動物園学入門』(朝倉書店)、『野生動物学』(文永堂出版)などの著書がある。
「野生動物を展示飼育する目的と意義は、野生動物の生態や行動を身近に学んでもらうこと、目の前にいる野生動物が暮らすことのできる地球環境の豊かさを知ってもらうこと、命の大切さを再認識してもらうこと、そしてヒトと野生動物が共存できる世界の大切さを理解してもらうことです。また、動物を観察することで自分たちの生活-ライフスタイルを見つめ直し、新たな生き方の発見につながることにも期待しています。」(村田浩一園長)
【会場】
Day1(11/26)Web会議アプリZoomを使用
Day2(12/9)よこはま動物園ズーラシア
Day3(12/16)Web会議アプリZoomを使用
【定員】40名(先着順)※全3回の参加を原則とします。
【参加費】15,000円(税込)
※参加費には受講代のほか、Day2昼食、よこはま動物園ズーラシア・金沢動物園共通年間パスポートを含みます。
【申込】以下2つの申込み方法があります。
1.申し込みフォーム https://acy.yafjp.org/contact
に下記項目をご記入の上、お申込みください。
・ご氏名
・お電話番号
・メールアドレス
・メッセージ欄に
ご所属、役職、自己紹介(200~400字)
進化の学校に参加希望する理由(200~400字)
をご記入ください。
申し込み後、事務局から支払い、ご参加方法に関する連絡をいたします。
お支払いが確認出来次第、ZOOMのアドレス等をご連絡します。
2.以下Peatixページからの申込み
https://shinka-zoo.peatix.com/
【申込期限】
2020年11月25日(水)12:00まで
【Day1・Day3の視聴にあたって】
・Day1・Day3の視聴方法は、お申し込みいただいたメールアドレス宛に、各開催の前日までにメールにてご案内いたします。
・参加者は、動画を録画・キャプチャーすること、SNSなどへのアップも禁止します。もし発見した場合、事務局は削除を要求できることとします。
・プログラム内容や受講者の個人情報などはセミナー内のみとし、口外しないでください。
・参加者のシステムトラブルなどにより、画像・音声に乱れが生じた場合も再送信や返金はできませんので、予めご了承ください。
・配信中、異常と思われる接続を発見した場合、予告なく切断することがあります。
なお、「Zoom」上では、個人情報は一切取得いたしません。開催時間中にURLにアクセスいただくとご参加いただけます。
【注意事項】
・第2回開催(よこはま動物園ズーラシア)では、マスク着用、当日発熱や咳等の症状のある方は入園をお控えください。新型コロナウィルス感染防止の対策をとっての実施となります、ご協力をお願いいたします。
・満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきます。お早めにお申込みください。
・お申し込み後のキャンセル、ご送金後の返金はお受けいたしかねます。申し込んだ方の都合が悪くなった場合は、代理の方が出席くださいますようお願いいたします。
・会場までの交通費や宿泊費は、受講される方のご負担となります。また、お子さま連れでのご参加はご遠慮ください。
・本フォームにご入力いただいた個人情報は、本イベントのご連絡以外には使用致しません。なお、プライバシーポリシーについては以下URLをご参照ください。
・講師の急病、天災その他の不可抗力、新型コロナウイルス感染症の流行状況、またはその他やむを得ない理由により、講座を中止する場合があります。この場合、未受講の講座の料金は返金いたします。
・受講料のお支払い方法のご相談、受講証、領収書発行について、ご用命がある場合は逐次お問合せください。
・事務局にて、開催中の講座の模様を写真や動画で撮影させていただくことがございます。
【主催】アーツコミッション・ヨコハマ(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)、よこはま動物園ズーラシア(公益財団法人横浜市緑の協会)、NOSIGNER
【協力】横浜市、IMAGINE