横浜市文化観光局と横浜市芸術文化振興財団は、「文化芸術創造都市・横浜」の実現に向けて、創造の担い手であるアーティスト・クリエーターの誘致や活動支援を、「助成」「相談」「プロモーション」を3本柱としたアーツコミッション・ヨコハマ事業により推進し、その結果、数多くの創造的活動が横浜都心臨海部を中心に展開されています。 この度、これまでの取組に加え、アーティスト・クリエーターだけでなく、クリエイティブな活動を行う企業やNPO、大学・研究機関等の関係者が出会い、交流し、相乗効果を生み出していく場となるプラットフォームを形成していきます。魅力ある横浜らしい先端的で発信力のある取組や新たなビジネスの創出を目指していきます。 このプラットフォームのキックオフイベント「文化芸術創造都市・横浜プラットフォーム・ミーティング『横浜の未来にひらく“100の種”』」を開催します。 |
文化芸術創造都市・横浜プラットフォーム・ミーティング
『横浜の未来にひらく“100の種”』
日 時:平成29年3月28日(火) 13:45開場 14:00開始 18:00終了
会 場:北仲BRICK(仮設) 横浜市中区海岸通5丁目
登壇者: 市内外で活動するアーティスト・クリエーター、企業人、大学関係者など。
対象:市内外で活動するアーティスト・クリエーター、企業人、大学関係者など、プラットフォームの取組に主体的にご参加いただける方。
料金・申込み:無料(下記フォームにて事前申込、定員100名先着順)
定員に達したため申込を締切ました。
お申込ありがとうございました。
主催:横浜市文化観光局、公益財団法人横浜市芸術文化振興財団
助成:Supported by the Agency for Cultural Affairs Government of Japan in the fiscal 2016
平成28年度 文化庁 文化芸術による地域活性化・国際発信推進事業
☆会場地図【みなとみらい線・馬車道駅4番出口(万国橋口)徒歩3分、JR・桜木町駅(南改札東口)徒歩7分】
*馬車道沿いから横浜第2合同庁舎(レンガづくりの外観)とURの集合住宅(角にコンビニのサンクス)間入る。*旧来の歴史的建造物「北仲BRICK」とは場所が異なりますのでご注意ください。
【イベント概要】
アーティスト・クリエーターをはじめ、商業、鉄道、製造、メディア等の企業や、NPO、大学関係者など様々なクリエイティブな視点を持った方々から、これまで社会に新しい価値を生み出してきた事例をプレゼンテーションしていただき、それを基に当日の参加者全員から100の種(キーワード)を集め、2020年の先に向けて“魅力ある横浜”を実現していくための源泉としてまとめていきます。
14:00 開始
主催者挨拶(横浜市文化観光局)
本会趣旨&アーツコミッション・ヨコハマ事業説明(横浜市芸術文化振興財団)
14:15 プレゼンテーション第1部
1.横浜で一番人通りの多い場所「横浜駅」での挑戦
世界有数の乗降客数を誇る横浜のターミナル「横浜駅」。2020年開業に向けて駅ビル等の整備が進んでいます。この場で工事用仮囲いを活用して、横浜ならではの人やコトの情報発信をはじめている「have a Yokohama(横浜駅西口の仮囲いプロジェクト)」。その仕掛け人に、横浜のポテンシャルを語っていただきます。
①熊谷 玄(ランドスケープデザイナー/stgk代表)
②木村一哉(東日本旅客鉄道株式会社 事業創造本部 開発推進部門課長)
2.開港を読み直す-クリエイティブ・インクルージョン
港町ならではの多様性、寛容性。横浜には多文化共生の精神から古今東西の文化のかけあわせを育んできた歴史があります。開港の地・象の鼻テラスで活動する今注目の「SLOW LABEL(障害ある方と多様な分野のプロフェッショナルの協働)」の話からはじめ、主にアートと社会の関係性について考えていきます。
誰もが美術を体験できる世界を目指して20年余続ける美術館の活動。外国籍とつながりのある子どもたちが多く暮らす街で行われている美術・工作を通じた場づくり。寿町におけるファッションの取り組み、横浜市域全体を対象に地域住民とアーティスト等が協働して進めるプロジェクトの支援、などから生まれる種をお話いただきます。
①栗栖 良依(SLOW LABEL ディレクター)
②岡崎 智美(横浜美術館 教育普及グループ子どものアトリエ 主任エデュケーター)
③水谷 朋代(黄金町BASEメンバー)
④矢内原充志(ファッションデザイナー/スタジオニブロール 代表)
⑤小川 智紀(ヨコハマアートサイト事務局/NPO法人STスポット横浜 理事長)
3.世界の未来へ何を発信するのか
ここでは東京という巨大なマーケットに隣接する街・横浜ならではの芸術文化の「交易」を考えていきます。様々な国や都市、地域との交易もあれば、過去・現在・未来のアーカイヴズを積み重ねることで生まれる交易もあるでしょう。アート、舞台芸術、建築、デザインといった場合に、それは具体的な有形の作品から、作り手であるアーティストやクリエイターのもつ思想、知識や経験、技術などの無形の価値、果ては彼らの革新的発想が社会にもたらす新たな価値創造まで無限の可能性を含んでいます。私たちは世界の未来に向けて何を発信していくのでしょうか。
①太刀川瑛弼(デザイナー/NOSIGNER代表)
②山口真樹子(国際交流基金アジアセンター)
③武部 貴則(横浜市立大学・米シンシナティこども病院 准教授/AD-MED提唱者)
④倉森 京子(株式会社NHKエデュケーショナル 特集文化部(美術)専任部長)
⑤岡本美津子(東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻教授)
15:35 休憩
15:50 プレゼンテーション第2部
4.街中から郊外へ。そして新たな場所の発見へ
373万人が住む都市・横浜、様々な歴史と特色をもつ郊外部の各地域は魅力のひとつです。街中をつなぎ、郊外をつなぎ、街中と郊外をつなぐ。社会をデザインしてビジネスを生み出していく取り組みを紹介します。横浜駅と戦後開発された大規模な住宅地をつなぐ相鉄線沿線の駅前で起きていることをきっかけとします。水辺や公園の新しい使い方を発見することで生まれる、ライフスタイルやビジネス、様々な課題を各地域との連携をベースにしたオープンイノベーションで解決していく仕組みなどをお話いただきます。また演劇を介して地域やそこに住む人、空間を掘り起こし物語として紡ぐ取組みを紹介します。
①西田 司 (建築家/オンデザインパートナーズ 代表)
②浅岡 淳太(相鉄ホールディングス株式会社 経営戦略室ブランド戦略担当課長)
③岩本 唯史(建築家/株式会社水辺総研)
④岡部 祥司(NPO法人ハマのトウダイ 共同代表)
⑤石神 夏希(劇作家/ペピン結構設計、NPO法人場所と物語 理事長、The CAVE取締役)
5.クリエイティブ×○○~横浜らしさの発信
クリエイティブ×印刷所、高齢化社会、食と交流、都市の暮らし、人材育成、スポーツなど。横浜から新たな価値の発信を目指す取り組みをご紹介します。既に成功を収めている事例、これから生まれる新しいビジネス、様々な分野に広がるクリエイティブ・エコノミーの可能性を語ります。
①手島 大輔(株式会社トライフ代表取締役)
②竹見 正一(株式会社協進印刷営業部長)
③水代 優 (グッドモーニングス株式会社代表取締役)
④羽渕 徹 (MARK ISみなとみらい館長)
⑤木村 洋太(THE BAYS/株式会社横浜DeNAベイスターズ経営・IT戦略部長)
6.街に広がるアート&デザイン
横浜の都市ブランド・シビックプライドの形成に向けた創造都市の総合的な発信とはどのようなものか。私たちの活動を住民に届け、その住民からまた多くの住民、世界中の人に伝わっていくのはどうしたら良いか。横浜のシティブランディング、地域をアートに巻き込む力、企業が取り組み広げるアート&デザイン、それらに実際に取り組むアーティスト、様々な視点から街に広がる創造性について提案いただきます。
①中川 憲造(グラフィックデザイナー)
②宮武 昭宏(阪急阪神百貨店 阪急うめだ本店 販売促進部統括部長)
③曽谷 朝絵(アーティスト)
④山室なほみ(日産自動車株式会社 日産アートアワード担当)
⑤内田真由美(アートコーディネーター)
17:20 休憩
17:40 まとめ
18:00 終了予定(終了後19:00までは会場内で名刺交換等の交流タイムといたします)