2019-07-05 イベント

WE BRAND YOKOHAMA vol.4を開催します

アーツコミッション・ヨコハマでは、2016年より新たな取組みとして横浜市文化観光局と横浜市芸術文化振興財団の共同で「文化芸術創造都市・横浜プラットフォーム」の形成を行っています。これは、横浜に集うアーティストやクリエイターと企業や行政、大学、NPOや市民団体などの出会いをつくり、相乗効果を生み出すための触媒機能を担うソフト的な都市基盤を整えていくものです。

WE BRAND YOKOHAMAとは

WE BRAND YOKOHAMAは、横浜の様々なステークホルダーが集い、未来を共創するプラットフォームです。2019年に発足し、横浜らしさが発揮されるプロジェクトや共創を生むべく、横浜で活躍するクリエイターによるワークショップを通じて、創造力を刺激するテーマと共に出会いとアイデアを育み、次なるアクションを喚起させることを目指しています。
<<これまでのWE BRAND YOKOHAMA開催レポート>> ※別サイトに移動します。

【このような方におすすめ】
・横浜で起こすプロジェクト・共創のネットワーキングに関心のある方
・自社のブランディングや新規事業・イノベーション創出に関わっている方
・固定概念にとらわれず外部の視点を取り入れながらアイデアを考えたい、発想力を磨きたい方


概要

日時:2019年7月24日(水)18:30~21:30(開場18:00)※終了後、懇親会あり
会場:THE BAYS/CREATIVE SPORTS LAB(横浜市中区日本大通34 2F)
参加費:1,500円(1ドリンク付)※事前申込制・先着順
定員:40名
登壇者:太刀川英輔(NOSIGNER)、大木聖子(慶應義塾大学准教授)ほか

インスピレーショントーク

「防災を社会のムーブメントへ(仮)」
太刀川英輔(デザインストラテジスト/NOSIGNER代表/WE BRAND YOKOHAMA発起人)
大木聖子(慶應義塾大学准教授/地震学・災害情報・防災教育)

これからの横浜をつくるプロジェクトの種を起こす

未来の横浜の誇りは、わたしたちがつくる。
WE BRAND YOKOHAMAでは、様々な業種や職種の参加者が一つのチームとなり、横浜の未来を考えるテーマに沿ったトークとトピックを通じて、新しいプロジェクトの種を生み出すワークショップを行います。そして、この場を通じて「これからの横浜をつくるわたしたち」の輪を広げることを目指します。

デザインストラテジスト・太刀川英輔氏、地球科学者・大木聖子氏らによるトーク
横浜で活躍するクリエイターによるファシリテーション

Vol.4のテーマは「防災」。突然訪れる災害に、私たちはどんな場所でどんな状況に向き合えるのでしょうか。個人や家族、学校や職場、そして横浜といった地域や都市まで、様々な生活シーンに生じる災害への対処に取り組むことは、それぞれが参加できるまちづくりの形のひとつでもあります。

東京防災」「OLIVEプロジェクト」を手がけたデザインストラテジスト・太刀川英輔氏、防災教育やコミュニティデザインにも尽力される地球科学者・大木聖子によるトークを通じて、災害と防災から横浜のイノベーションについて考えていきます。(写真左:太刀川英輔氏、中央左:大木聖子氏、中央右:西田司氏、右:熊谷玄氏)

多様な視点が集結する場から、自身の可能性を発見する。

会社や業界の当たり前な常識も、他社からみれば新鮮で刺激あるアイデアになりえる可能性をもちます。多様な参加者と対話するワークは、自身の固定観念を更新することや、新たな切り口、これまでにない価値を発見する機会にもつながるでしょう。そして、キーパーソンとの出会いは、今後の共創を加速させます。ここでの出会いとともに、プロジェクトの種を考え、自身の可能性を広げていきませんか。


プログラム

18:30-18:50 イントロ・チェックイン ファシリテーターより企画説明・チェックイン
18:50-19:30 インスピレーショントーク テーマや横浜にまつわるケーススタディ
19:30-19:40 休憩
19:40-20:40 ストーリーテリング 未来の横浜を仮想したグループワークショップ
20:40-21:30 ラップアップ ストーリーテリングを経て生成されたアイデア・企画の共有

主催:公益財団法人横浜市芸術文化振興財団、横浜市文化観光局
共催:横浜DeNAベイスターズ
ファシリテーター:NOSIGNER オンデザインパートナーズ stgk


申込み

参加希望の方は、こちらからお申し込みください。
皆さまのご来場をお待ちしております。


プロフィール

太刀川 英輔 たちかわ えいすけ

NOSIGNER代表、慶應義塾大学大学院SDM 特別招聘准教授、静岡市 文化庁芸術拠点形成事業 ブランディングディレクター、グッドデザイン賞審査委員 / 「共生社会を描く」フォーカスイシューディレクター、NPO法人ミラツク 理事、(社)地域ブランディング協会 理事、ナオライ株式会社 社外取締役、47PLANNING 社外取締役、福岡地域戦略推進協議会(FDC)シニアフェロー

「ソーシャルデザインで美しい未来をつくる。(デザインの社会実装)」と、「発想の仕組みを解明し、社会の進化を生む変革者を増やす。(デザインの知の構造化)を実現するため、ソーシャルデザインの社会実装をしながら、イノベーター創出の教育者として、知と発想を生物の進化から学ぶ「進化思考」を提唱。東日本大震災の40時間後に立ち上げた災害時に役立つデザインを共有するWIKI「OLIVE」は、大震災以降の防災デザインのムーブメントに火をつけた。その活動が、後に東京都が803万部以上を発行し、全世帯に配布した行政史上最大の防災計画である東京防災(電通と協働)に発展する。https://nosigner.com/

大木 聖子 おおき さとこ

慶應義塾大学環境情報学部教授 専門は地震学・災害情報・防災教育など高校1年生の時に起こった阪神・淡路大震災を機に地震学を志す。2001年北海道大学理学部地球惑星科学科卒業、2006年東京大学大学院理学系研究科にて博士号を取得後、カリフォルニア大学サンディエゴ校スクリプス海洋学研究所にて日本学術振興会海外特別研究員。2008年4月より東京大学地震研究所助教、2013年4月より現職。

西田 司 にしだ おさむ

建築家、1976年生まれ。オンデザイン代表。設計におけるコミュニケーションを重視し、住宅設計にとどまらず、公共施設やまちづくりの計画業務など幅広い分野で活躍する。「小屋性」「小さな居場所」について考えている。「ヨコハマアパートメント」で日本建築家協会新人賞(2012年)、「ISHINOMAKI 2.0」でグッドデザイン復興デザイン賞(2012年)ほか受賞多数。http://www.ondesign.co.jp/

熊谷 玄 くまがい げん

ランドスケープデザイナー/株式会社スタジオゲンクマガイ代表
studio崔在銀、earthscape inc.,を経て2009年より現職。
主な仕事:南万騎が原駅駅前広場(2016年グッドデザイン賞)、MUFGグローバルラーニングセンター(2016年神奈川建築コンクール最優秀賞)、グランモール公園(三菱地所設計と協働)、実践女子大学日野キャンパスなど。愛知県立芸術大学非常勤講師。
https://stgk.jp

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