2021-07-02 コラム

こんにちは、ACY(アーツコミッション・ヨコハマ)です。

*この記事は、ACYが2021年7月2日にnoteに公開した記事を移行したものです。

日本初の地域版アーツカウンシルとして15年

横浜市の文化芸術創造都市(クリエイティブシティ)施策の担い手として、2007年からはじまり、2021年度で15年目を迎えます。今や各地に増えてきた地域版アーツカウンシルの“はじまり”なんて言われたりもします。そんな大それたものではないので、ちょっと戸惑ってしまうのですが…。

私たちは、港町横浜で芸術文化と社会を横断的に繋いでいくための中間支援プログラムを実践しています。「中間支援」、少し聞き慣れない言葉ですが、私たちはこれを「アーティストや、クリエイターの活動しやすい環境づくり」としています。

ACY アーツコミッションヨコハマ │横浜のアートを応援。つなぐ、ふやす、アートの現場

芸術やデザインの創作支援や情報発信、コンサルテーションなどを通して、横浜の街にクリエイティブな人材を招き入れ、未来の横浜に向けた新たな“種”をともに育てていく仕事をしています。いわば”畑”のような存在です。

大切にしているのは、「横浜だから、今だから」。自分たちは種を撒く人ではありません。様々な種が横浜の土地に持ち込まれるように良い土でありたいと思っています。そのために「横浜ならではの可能性」、「現代ならではの可能性」を常に探っています。

ACYがいま発信したい情報は、上のオフィシャルのホームページで更新し、横浜のクリエイティブ、アーティストたちの声は、私たちが運営する下のWEBマガジン「創造都市横浜」で更新しています。

*WEBマガジン「創造都市横浜」は公開終了となりました。掲載されていた記事はACY Webに移行し、順次公開しております。

このnoteでは、それら2つのページで行っている情報発信とは異なるものとして、ACYが取り組んできた過去のことをまとめて、緩やかに発信します。ACYのプロジェクト志向「個人や市民主導で街に小さな変化起こして、大きな街のネットワークと協調していきながら、街を開いていくプロセス」を垣間見れるような記事を意識して書いていきますので、お楽しみください。

論文調にタイトルをつけるならば、「文化政策における中間支援、その協働の実践」となりますでしょうか、やや一般受けしないマニアックな内容ですが、よろしければお付き合いいただけますと幸いです。

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この記事のURL:https://acy.yafjp.org/news/2021/123743/